概要
クラウドFAX、Mail to Fax機能を利用した際に起こり得るFAX送信時のエラー文言について説明します。
FAX送信時のエラー文言、説明、対処法
FAX送信時に起こり得るエラー文言とその意味、エラーに対する対処法については下記表の通りとなります。
| エラー文言 | 説明 | 対処 |
|---|---|---|
| Bad TIFF/F header – incorrect values in fields | FAX送信時、PDFファイルをFAX送信用の画像形式に変換する際、原稿データのヘッダー情報やフィールド値の不整合・破損によって変換に失敗した状態です。 PDFの構造不良が主な原因です。PDFにパスワード等の暗号化(保護)がかかっている場合や、ファイル自体が破損している場合もこのエラーになります。 | ファイルの保護(暗号化、パスワード等)を解除する。 原稿データをすべて「A4サイズ・縦向き」に統一し、別のPDF変換ソフトを使って再PDF化する。 |
| The call dropped prematurely | FAXの送信が完了する前に、セッションが予期せず途中で切断されてしまった状態です。 受信側の機器または回線が通信の途中でFAXを受け取れない状態になった(または受信を拒否した)、回線のノイズやパケットロスによる通信の瞬断、通信が長すぎたことによるタイムアウトが主な原因です。 | 受信側の回線が混雑する時間帯を避け、時間をおいて再送する。 受信側が手動受信の場合、途中で間違えて切断していないかを確認してもらう。 原稿が複数ページある場合はページ数を小分けにするか、原稿のデータ容量を軽く(モノクロ化する、200dpi程度に解像度を下げる等)して通信時間を短くする。 |
| No Answer | 受信側のFAX機が応答しなかった状態です。 「呼び出し続けたが、相手が出なかった」ことを指します。 | 送信先のFAX番号が間違っていないかを確認する。 受信側のFAX機の電源が入っているか、用紙・インク切れを起こしていないか、自動受信する設定になっているかを確認してもらう。 |
| Timed out waiting for initial communication | 回線は繋がり受信側が応答したものの、FAX同士の初期ハンドシェイク(「ピーヒョロロ」というFAXトーン信号のやり取り)が制限時間内に成立せず、タイムアウトした状態です。 相手が普通の電話(音声回線)で応答してしまった、自動音声ガイダンスや留守番電話が応答してしまいFAXの通信が始まらなかったケースが主な原因です。 | 相手先の番号が音声通話(電話)用の番号・回線ではなく、FAX回線であるか確認する。 相手先が手動受信の場合、自動受信する設定に変更してもらい再送する。 |
| Unexpected message received | FAX通信の最中に、受信側から規格外の信号やエラー、想定していないタイミングでの応答メッセージを受信した状態です。 受信側のFAX機器のファームウェアが古いことによる相性問題、または回線のパケット遅延(ジッター)等によって、通信中の信号の一部が歪んでしまったことで歪んだ信号を予期せぬメッセージとして検知したケース等が主な原因です。 | 少し時間を置いてから再送してみる(一時的な回線ノイズである場合)。 特定の相手先で毎回発生する場合、送信データのページ数を小分けにするか、原稿のデータ容量を軽く(モノクロ化する、解像度を下げる等)して通信時間を短縮・安定させる。 |
| Far end cannot receive at the size of image | 送信しようとした原稿の画像サイズ(用紙サイズまたは解像度)が、受信側のFAX機器のサポート対象外であるため、受信を拒否された状態です。 原稿が横向きになっている等の理由により相手のFAX機が受け取れないケースや、対応していない原稿サイズのデータを送ろうとした場合、原稿の解像度が高すぎる場合に発生します。 | 送信データを「A4サイズ・縦向き」に統一してPDFを再作成する。 原稿データのスキャン・PDF出力時の解像度設定を200dpi程度に下げて再送する。 |
| Unable to reach number dialed | 送信先の番号に到達できなかった(電話がかけられなかった)状態です。 送信先へ繋がる前のキャリア回線網の段階で遮断されています。 間違った番号や現在使われていない番号へ送信しようとした、回線の大規模な混雑(輻輳)が発生している等が主な原因です。 | 送信先の番号を再確認する。 少し時間を置いて、そのまま再送してみる(一時的な回線輻輳である場合)。 |
説明は以上です。
